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コペルニクスの仕掛人
中世を終わらせた男
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著編者: |
デニス・ダニエルソン著 |
訳者: |
田中靖夫訳 |
ISBN: |
9784887217485 |
価格(税込): |
\3,520 |
判頁: |
四六判/334頁 |
刊行: |
2008年7月 |
分類: |
人文社会 |
在庫: |
在庫あり |
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1539年の春、若き天才数学者レティクスは、無名の天文学者コペルニクスに会うために、ドイツのヴィッテンブクからポーランドへの難儀な旅に出立した。「地球ではなく太陽が宇宙の中心にある」と考えるコペルニクスと、その論文の公表のために尽力したレティクスの出会いがなければ、のちの科学革命は起きなかったかもしれない。本初は、コペルニクスのいわば陰の仕掛人であり、近代三角法の創始者でもあるゲオルグ・ヨアヒム・レティクス初の評伝である。著者ダニエルソンの優れた筆致は、レティクスを軸に、コペルニクス革命の夜明けを照らすプリズムを提供して、新しい科学を飛翔させた人々の様相を鮮やかに描き出すことに成功している。近代的宇宙観の扉を開いたコペルニクス最初で最後の弟子の物語。 |
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